2006年05月03日

世界を秩序付けるもの

哲学とは、世界の原理が何かを説明する作業です。

最初の哲学者と言われるタレスは、世界は水からできている、と言いました。
ギリシア哲学では、世界の原理は水とか火とか数とか、様々に想定されました。

しかし、世界を秩序付けているのは、むしろ人間の心だと考えられるようになります。
たとえば猫には猫の、蜂には蜂の世界があって、見えるものも感じるものも人間の世界とは異なっているはずです。
世界それ自体が秩序をもっているのではなく、我々人間が世界の秩序を作っている。
これがソクラテス哲学の特徴の一つです。

自然の秩序とその原理は自然そのものの中にあるのではなく、人間の「精神」が秩序付けている。そうならば、「精神」を秩序付けているものは何か、ということが問題になります。ソクラテスによれば、それは「真・善・美」の問題であり、ここに哲学の探求すべき問題があるということです。

ギリシア哲学の流れにあって、ソクラテスの考え方は画期的な事件ともいえるものでした。
posted by moritayasuhero at 00:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 哲学・思想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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