2010年04月04日

箱の中の絵

いつもお世話になっているギャラリーで高北幸矢先生の版画を買った。
赤い紙で包装され、手提げの黒い紙袋に入っている。
せっかくきれいに包装されているので、開けてしまうのがもったいない。

1005 095.jpg

・・・・・
そのまえに買ったのは福田繁雄先生のシルクスクリーン。
昨年秋に開催されたスペースプリズムでの追悼展でのことだ。
サインも何も無いけど、1986年の個展のDMに使われていたらしい。

ハンス・ホルバインの「大使たち」を模した作品。
視点を左下に移して浮かび上がるのは、ドクロではなく福田繁雄だった。
その瞬間、「してやられた」という気持ちと、先生の笑顔が思い重なる。
こういうところが福田作品のユーモアなんだろうと思った。

そもそも「大使たち」は東浩紀がスーパーフラットの説明に引用していて
(それ以前に、本当はジャック・ラカンが使っているらしいけど)
以前から興味を持っていたので、「これだ」と思い買ってしまった。

それ以来、家で時々箱から取り出しては斜め下から眺めてみて、ほくそ笑む、という怪しい楽しみ方をしている。

holbein_gesandten01.jpg


PS
箱の中の絵、、なんだか対象aみたいだと思った。


posted by moritayasuhero at 22:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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